こんにちは。たこやきです。
今回はポケモンSVダブル、レギュレーションDルールのシーズン8,9で使用したルームサービスクレセリア+弱保ディンルーの構築記事を記載します。
初めて構築記事を書くので見にくいかもしれませんが、よろしくお願いします。
■使用構築
構築①S8-177位(R1911)
構築②S9-184位(R1904)
■ルームサービスクレセリア+弱保ディンルーについて
レギュD解禁後クレセリアの相棒はほとんどのパーティーがガチグマだったが、クレセリアの耐久をさらに高めるディンルーに着目して考察した
とはいえ高耐久を活かしたスタンダードなクレセディンルーは自分には使えなさそうだったので、クレセの耐久を活かしつつ意表もつけて火力が出る弱保ディンルーにした
クレセの持ち物はディンルーが弱保な都合上、トリル後に能動的にディンルーの上から弱保起動をしたいため、トリル後にディンルーより早く動けるようになるルームサービスにした
パワー系も考えたが、クレセは初手ちょうはつを受ける可能性が高い。そのような相手に対して、ルームサービスなら非トリル下でもディンルーの上から弱保を起動させることができるので、ちょうはつ読みで初手から弱保起動して数的優位を取るといった動きもできる。またこれによって、トリル下非トリル下に関わらず三日月の祈りを常にディンルーの上からできるため、状態異常にも強くなった
上記より、ガチクレセにはできない耐久力と意表性を備えたクレセディンルーが完成した
■構築経緯
軸のクレセディンルーまでは決定で、後発のスイープ要因としてパオカイ(S8)、パオカミ(S9)
壁構築の相手兼、初手ディンルー集中で倒してきそうな構築に、初手で倒されたディンルーの裏から出して相手を掃討するはらだいこテツノカイナ
ディンルーの通りが悪いランドロス入りのサイクルパの相手にレジドラゴ(S8)、コータス(S9)
レジドラゴは寿司対策も兼任
上記で構築完成
■個体紹介
◆努力値配分
ディンルーと組ませるのでHBぶっぱ。細かい調整はそのうちしようと思ってたら最終日になってた
Sはルームサービス起動後実数値54になるので後続のトリルエース達はS実数値が55以上になり、最遅50族の49より早くなってしまう
そのため、相手のガチグマやテツノカイナとトリル下で対面するときは、場合によりエースを守らせてクレセのみを動かしてS関係を判断する。(最遅ガチグマはほとんどいなかったが)
◆持ち物
上述した通りルームサービス
◆テラスタイプ
トリル後に出てくるモロバレルに対して、クレセディンルーどちらにキノコの胞子が来てもいいようにくさにした(くさテラスしてディンルーの上から三日月の祈りする)が、あまり働かなかったのでS9ではカミユイに対して安定してトリルが張れるほのおにした
◆技
攻撃技はディンルーのテラスタル有無に関わらず弱保起動できる&ランドロスを狩るための冷凍ビーム。味方殴りで凍ってしまうリスクがあるが三日月の祈りでケアできる。最悪凍って負けたとしても、凍って負けるより凍らないで勝つ確率の方が高かったため、対戦数稼げるランクマでは問題無しと判断した。横のディンルーのせいでランドロスに全然ダメージが入らなかったのは盲点。
◆個別立ち回り
基本初手にトリルを押す。メンハを警戒して挑発を打ってこないことが多いのでトリルは成功しやすい
相手が明らかに挑発してきそうな顔してたらディンルーにれいとうビームかサイチェンする。ランドロスの挑発は読めなかった。WCS後からウーラオスから挑発が飛んでくるようになったのが本当にきつかった
◆努力値配分
とりあえずHAほぼぶっぱ。細かい調整はそのうちしようと思ってたら最終日になってた
Sはトリル下で-1クレセの下になるように個体値11の無補正。たまたま捕まえてあった個体がこの個体値だった、運命
もしもこの軸を使用する場合は、厳選がいらない個体値V性格下降補正の58をおススメするが、58だと最遅60族と同速になるので注意
◆持ち物
上述の通りじゃくてんほけん
◆テラスタイプ
じしんを受けに来るゴリランダー、モロバレル、草テラスするヒードラン、草テラスするテツノカイナに対してびっくりテラバースト(飛行)を行うためひこう
◆技
技は基本のじしんと、浮いているポケモンに打ついわなだれ、上述のテラバースト、まもる三日月の祈りの動きが強いのでまもるの4つ
クレセ意識のじごくつきも考えたが、技スペがなかったため断念。これによってガチクレセのクレセ処理が遅いため少しキツい
◆個別立ち回り
クレセに全力で介護してもらい(弱保起動、三日月で回復、サイチェンで身代わり)ながらひたすら相手の残数を減らすことを考える
◆努力値配分
レギュC流用個体。レギュD用に耐久調整をそのうちしようと思ってたら最終日になってた
HB:H4nかつ、特殊耐久出来るだけ高めで、A特化イダイナキバの地面テラスじしんダブルダメを受けても最大乱数以外ならはらだいこができる(イダイナキバはレギュDでみたことない)
S:無振りディンルー抜かれかつ最遅60族抜かれ
◆持ち物
はらだいこするためオボン
◆テラスタイプ
S8は流行りのくさにしたが、立ち回り上トリル成功したがディンルーが倒された場面で出てくることが多く、その場合大抵相手の場にハバタクカミやパオジアンがおり、その場合はほのおテラスの方が安定してはらだいこできたため、S9ではほのおにした
◆技
クレセが隣にいるのと、テツノカイナで相手を掃討する必要があるので電気技を切ってじしんにした。これによって相手のクレセの処理が遅いが、+6ドレパンでごり押しできる。
◆個別立ち回り
クレセディンルーの裏からだす
トリルが成功していれば攻撃技の圧をかけながらサイチェン+はらだいこ
トリルが失敗していればねこだましの圧をかけながらはらだいこする
◆努力値配分
S8は特筆事項なし
S9は
HB:A特化雫水ウーラオスの水流連打耐え
S:最速100族抜き
全世界のハバタクカミがようきパオのつらら落としを耐えてくるのでS9に変更したが、時すでに遅しでS9には全世界のハバタクカミがA特化パオのつらら落としを耐えてきた
◆持ち物
安定のタスキ
◆テラスタイプ
S8のゴーストも無難に強かったがふいうちのリーチを伸ばすためにS9であくにした
◆技、個別立ち回り
特筆事項なし
◆努力値配分、持ち物、テラスタイプ
特筆事項なし、普通の鉢巻きカイリュー
◆技
いわなだれはじだんだの方が絶対よかった
◆個別立ち回り
特筆事項なし、裏から出してスイープする
◆努力値配分
HB:無補正パオジアンのつらら落とし耐え
HD:C特化ハバタクカミのシャドーボール耐え
世界のパオジアンが最速じゃなくなったため最速(のくせにA特化パオのつらら耐え調整じゃないのはなぜ?)
◆持ち物
スイープ要因なのでメガネ
◆テラスタイプ
みず、スイープ要因だからフェアリーでもよかった気がする
◆技、個別立ち回り
特筆事項なし
◆努力値配分
迷走枠①
GTS個体のためS個体値は24、マスボに入っているが改造ではないと思いたい。
ポリゴンが内定したとき用にD>B
◆持ち物
壁構築および寿司を破壊するピントレンズ
◆テラスタイプ
一般的なはがね
◆技
みかづきのいのりと相性のいいドラゴンエナジーを搭載していたが、迷走の果てに消えた
◆個別立ち回り
相手にオーロンゲがいたらとにかく選出する。どうせ初手壁だろうと油断してきあいだめするとソウルクラッシュで深手を負う
きあいだめ→流星群→テラバーストと打つと、確定急所でランク変動を無視する癖にテラバーストが物理になる。でもそのおかげでハバタクカミが処理しやすくなる。
こいつがパーティーにいるおかげで初手に出てくるハバタクカミが初手トリル後に後続に引いてくれるため、ディンルーの弱保起動の隙が生まれやすかった
◆努力値配分
迷走枠②
HC特化、S個体値は14でS+2することで実数値が56になり、トリル下でクレセリアが上からみかづきのいのりを打てるようになる
◆持ち物
初手から出すため、トリル2週目を見据える&後続のハバタクカミ強化のためのあついいわ
恩恵を受けた場面はほぼなかったため、ピンチベリーかもくたんが無難
◆テラスタイプ
初手の被ダメを減らすため耐性テラスのくさ
◆技
トリパなのにからをやぶる搭載。詳細は後述
技スぺかつかつなので炎技はふんかのみ。ヒードランはテラスしないでください
ヒードランがあまりにもきついのでクレセリアにスキルスワップを検討したが、技スぺがなかった
◆個別立ち回り
クレセコータスを初手に並べると大体の相手はトリル阻止は諦めて、コータスをいい感じに削って置物にしてトリルターンを稼ごうとするので、初手からからをやぶる
トリル成功した次のターンに初手に削られたダメージをみかづきのいのりで回復させて(必要ならまもる+みかづきのいのりを挟む)C+2晴れふんかを叩き込む
相手に耐えられたときにBDが-1下がっているので深手を負う
このコータスでランクマにて日本チャンプを追い詰めた(と思っている)(相手のランドが雪崩外してくれたおかげ)のがいい思い出
■選出パターン
どの選出でも基本的にはトリルアタッカーの範囲技で削り→後発高速スイーパーで締め
という動きを行う
◆基本選出
先発:クレセリア+ディンルー
後発:パオジアン+カイリュー(S8),ハバタクカミ(S9)
◆クレセディンルーどちらかを集中攻撃してきそうな構築
先発:クレセリア+ディンルー
後発:テツノカイナ+パオジアン or カイリュー(S8),ハバタクカミ(S9)
◆ランドロス入りのサイクルパや、威嚇が多い構築
先発:クレセリア+レジドラゴ(S8),コータス(S9)
後発:パオジアン or テツノカイナ or カイリュー(S8),ハバタクカミ(S9)
◆壁構築
先発:クレセリア+テツノカイナ or レジドラゴ(S8)
後発:パオジアン+レジドラゴ(S8) or カイリュー(S8),ハバタクカミ(S9)
◆寿司構築
先発:クレセリア+ディンルー
後発:パオジアン+レジドラゴ(S8) or カイリュー(S8),ハバタクカミ(S9)
■重いポケモン
フェアリーテラス鉄壁型ヒードラン:崩す手段がない
挑発持ちランドロス:読めない
挑発持ちウーラオス:挑発された後にディンルーがまもるで時間稼ぎできない
メガネトリックサーフゴー:構築がクレセリアにかなり依存するので、クレセリアの行動を縛られると立ち回りがかなり厳しくなった
封印ハバタクカミ:そこまで考慮できない。イエッサン♀は100%封印してくるので読みやすい
■構築の使用感想
とにかくクレセディンルーが硬い。ディンルーはH振りしかしてないのにやたらと耐える。初手で2人が生き残ると、2ターン目にみかづきのいのり+まもる、3ターン目にサイドチェンジ+攻撃、4ターン目に弱保起動+攻撃で大体相手が半壊する。うまくまもるを合わせられてトリルを枯らされても、相手からの攻撃が乏しいので余裕をもってトリル2週目ができる。
クレセディンルー以外の4体は正直考察不足感があるので、もうちょっと考えられたかもしれない。
ルームサービスでS-1クレセリアと、からをやぶるでS+2コータスで、2人のS関係を逆転してみかづきのいのりで回復してからふんかするのは面白かったので、そっちもまたどこかで使いたい。
以上になります。ここまで長々と読んでいただき、ありがとうございました。