【SVダブル−レギュG】巷で話題のオタチ白バド【S19-58位(R1949)】

こんにちは。たこやきです。
今回はポケモンダブルバトル、レギュレーションGルールのシーズン19で使用した、オタチ白バド軸の構築記事を寄稿します。

■使用構築
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■S19最終結
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■オタチとは
   

この構築はオタチ白バド軸なので、まずは一般的にマイナーなポケモンであるオタチの説明から始める
オタチとは1言でいうと、鈍足ながらこの指とまれとがむしゃらを覚える、トリルサポートに適したポケモンである
同様のことができるポケモンとして有名なのがテラスクエアでも結果を出したピッピなので、まずはピッピとの差別化を考える


技:(赤文字は2者共通の技)
オタチ:
がむしゃらはたきおとすでんこうせっか、ふいうち、かわらわりいかりのまえば、、、
このゆびとまれつぶらなひとみ、、、
ピッピ:
がむしゃらムーンフォースマジカルシャイン、こごえるかぜ、はたきおとすかわらわり、、、
このゆびとまれ、いやしのはどう、いのちのしずく、アンコール、おさきにどうぞ、うたう、じゅうりょく、、、

となり、パッと見では技がピッピの方が充実しているが、耐久がオタチの方が低いため、がむしゃラーとしての適性はオタチの方が上に見える
上記の中で特に自分が考えたオタチがピッピよりもプラスな点は

①お見通しで相手の先発2匹の持物を判別することによって、ゲームプランを立てやすい
②ノーマルタイプなので、黒馬のアストラルビットを無効にしたり、白馬の弱点のゴーストタイプの単体技を指で吸える
③HPがピッピよりも低いため、HP満タン時のがむしゃらの威力が高い
コータスと同速のため、最悪じゃんけんに持ち込める
⑤トリル下で最遅モロバレルより速い

逆にマイナスな点は

①フレンドガードがないためトリラーの耐久力が上がらない
②命の雫や癒やしの波動がないため、トリラーを回復できない
ミストフィールドやお先にどうぞ等の隣を補助する技をほぼ覚えない

という点が挙げられ、オタチはピッピのようなパーティー全体の耐久性の向上が見込めないことから長期戦は不向きで、ピッピよりもトリル中に前のめりになる構築が向いているポケモンであると考えた
不意にテラスで耐性を取られるSV対戦において前のめりな構築は(少なくとも筆者には)難しいのだが、この構築が前のめりになりがちな特徴と、特性のお見通しの噛み合いが非常によいため、ピッピとは別の方向で強みを出せるポケモンである

■お見通しとは

次にオタチの強みであるお見通しについて説明する

お見通しとは、この特性を持つポケモンが場に出たときに相手の場にいる2体のポケモンの持ち物を判別する特性である(お見通す順番は素早さ順ではない)
この特性がランクマのようなCTSだと非常に強かった
具体的に強い点を以下に記す
(※以下に持ち物とテラスタイプの相関等の記載がありますが、これは自分自身がランクマやXのTLに流れる画像及びポストを参考にした内容になります。時期や順位帯等によって予想と結果は異なるのであくまで1例として読んでください)

①お見通す持ち物は相手の場の2体だけだが、その持ち物によっては裏のポケモンの持ち物まである程度の予想がたてられる

例えば先発に、裏にのような構築の場合に、ハバタクカミの気合の襷をお見通すことによって、裏のウーラオスが気合の襷ではないことが判明する上に、気合の襷でないウーラオスの持ち物は拘り鉢巻が多いため、鉢巻ウーラオスのダメージを1発受けてもいいように体力管理をしたり、暗黒強打が一貫しないようなテラスタルを切る戦い方を目指すことができる

②トリル中に誰を攻撃したらいいかプランを立てやすい

トリル構築として嫌なのがトリルを決めても守るでターン数を稼がれてしまうことであるが、お見通しによって突撃チョッキや拘り〇〇が見えた場合、トリル後はそのポケモンに攻撃を集中すれば、交代されても最低限のダメージを入れることができる

③相手のテラスタイプの予想が立てられる

ポケモンSVの戦いで最も特徴的なのがテラスタルによるタイプ変更だが、これも相手の道具が判別することによってある程度の予想がたてられる
例えば
とつげきチョッキ画像:炎テラス、こだわりメガネ画像:霊テラス、たべのこし画像オボンのみ画像:フェアリーテラス
こだわりハチマキ画像:草テラス、とつげきチョッキ画像:炎テラス、、、等

勿論①の内容と合わせれば後続のテラスタイプを予想することも可能である

④トリル時にオタチがこの指とまれを選択する必要あるか、またトリラーが耐性テラスを切る必要があるか判断できる

相手が火力アップアイテムを持ってるか否かで、それらの判断が可能である
例えば、相手がを出してきたとき
こだわりスカーフ画像クリアチャーム画像の場合、こちらの白馬はウーラオスが水テラスを切ってきても水流連打+ブリザードランスを耐えるので、こちらの白馬は耐性テラスを切る必要がないし、オタチが指を立てる必要もない
しかしこだわりハチマキ画像クリアチャーム画像の場合、こちらの白馬は水流連打+ブリザードランスを耐えないので、白馬で耐性テラスを切るか、オタチが指を立てて水流連打を受けてもらう必要がある
さらにこだわりスカーフ画像とつげきチョッキ画像の場合、白馬が噛み砕くを覚えてる可能性があるため、これもやはり白馬に耐性テラスを切るか、オタチに水流連打を受けてもらう必要がある

上記のような判断がお見通しによって可能で、相手の持ち物がわからない場合はとりあえず最大値を見込んで指+トリルや、耐性テラス+トリルという選択をしなければならないが、相手の持ち物がわかるとテラスタルを温存したり、トリルターンにオタチが指を立てずに攻撃に参加できる

⑤ちょっと外した構築やポケモンが来ても焦らない

有名所な並びからちょっと変えたような構築であっても相手の持ち物がわかるため、相手の意表を付く戦いを成立させないことができる
外した持ち物かどうかは受け取り手によって変わるため筆者の感覚による例になるが、黒馬ピッピ構築の黒馬が眼鏡、チオンオーガ構築のオーガが眼鏡、ペリウーラゴリラ白馬の白馬がスカーフ、ガオガエンゴツゴツメット、リキキリンが気合の襷、等

■構築経緯

オタチの強みを説明した所で、次に構築経緯を説明する

まず軸であるは決定
次にオタチと先発させるトリラーを探した
トリラーは猫騙しを受けたくないので元々オタチ鯖で検討されていた精神力を試した
それぞれ以下のメリットデメリットが存在するが、どちらもデメリットが気になり、自分の中ではパッと来なかった


 メリット:白馬と並ぶと采配で爆発力がある、アンコールがあるので積み技やまもるによるターン稼ぎに強い
 デメリット:オタチがねこだましを受ける、采配が相手のこの指とまれやいかりのこなに弱い、采配単体だと毎回2手使って2倍火力しか出ないのであまり強くない(ぶん回す返して)、隣がねこだましを受けるターンにすることが少ない(猫読みアンコが決まれば強い)


 メリット:オタチがねこだましを受けないし、トリル後にも存在するだけで隣を先制技から守れる
 デメリット:火力がなく白馬強化技も手助けしかないため、放置されるとパワーが低い、初動に相手が積んで来ると辛い、まもるによるターン稼ぎをされやすい

そこで上記2匹のメリットをいいとこどりできるアンコールサイコシード画像を採用
サイコフィールドによってオタチや後続のポケモンを先制技から守りつつ、積み技に対してはアンコールで嵌め、放置されてもワイドフォースで最低限の火力が出せる

上2匹より耐久力が低いのでトリル始動が心配だが、サイコシードを持つことで補強が可能

しかしここまで検討したところで、そもそも上記3匹はどれも数値が今の環境に対してとても低いため、基本選出を+@1にするとパワーが低く、数値の暴力でパワー負けすることが多かった(オタチ鯖主のじゃんきーさんはリキキリンに悪巧みを積ませることで対策していました)
そのため、はアンコールを活かして積み構築やタイプ上に強いサブトリラーとして運用し、基本選出をおんみつマント画像@2にして、パワー負けしない基本選出を目指すこととした
オタチが先制技を受けてしまう課題は残ったが、こらえるを採用したことである程度はいなすことができた

基本選出が@2で決まったので、基本の勝ち筋を決めておく
理想はトリルを決めた後にがむしゃら+ブリザードランスで1体ずつ倒す動きだが、そんな動きは中々できないため、トリル構築の普通の動きを目指した
先発でトリルをする構築の動きは大きく

①トリルサポーター+トリラー+トリルエース+高速スイーパー
②トリルサポーター+トリラー+トリルエース+2週目トリルサポーター(兼アタッカー)

の2種に分類される(と思っている)が、この構築ではオタチの生存能力が全く未知数なので、オタチが長生きしてもプランが崩れにくい②にした

ということでまずは2週目のトリルサポーター兼アタッカーを決める
この枠はピッピの場合だと白馬の体力管理ができるので、モロバレルのような完全サポーターでもいいのだが、オタチ+白馬先発をする場合はかなり雑に白馬を扱うので、この枠を出すときには白馬が生存していないことも多々ある
そこを踏まえるとトリルがなくても単体で突破能力がありつつトリルサポートもできるポケモンとなり、の2択となったが、と素早さとタイプの相性がいいに決定した

次にトリルエースを決める
ここはかなり自由に決められるが、こちらの白馬が苦手なエレキシード画像に強く出れるこだわりハチマキ画像(最遅)を採用
でお見通した相手の持ち物が守るを使える持ち物だった場合にも、守るを拒否して攻撃できるので単純に強い

最後の1枠はやはり白馬の最も苦手とするワイドガード対策枠である
ワイドガード対策として一般的なのは

①フェイント
②挑発
ワイドガード役と範囲技打つ役は無視して、隣同士の1on1で相手を倒してからワイドガード役を倒す

が挙げられるが、この構築では1ターン目にオタチが倒れる可能性があり、残り3匹で戦うことを考えると技範囲をできるだけ広く取っておきたいのでピンポイントの技を入れたくないということと、の持ち物がクリアチャームでないため、フェイントや挑発を入れてブリザードランスを通しても相手を倒しきれないという問題があったため①②は断念
残りが③となるのだが、相手のワイドガード役は一般枠なのに対してこちらの範囲技役は禁伝枠の白馬なので、1on1はこちらに分が悪い
そのため
ワイドガード役をワンパンする
とした
ただし相手もワイドガード役を意地でも守ろうとしてくるので簡単にはワンパンできないうえに、気合の襷を持っている確率も高い
そのため、相手の見えない視点からワンパンする必要があり、それを満たすポケモンを探した
ワイドガード役として一般的に使用されているのがだが、を見えないところからワンパンするのは無理なので断念、は数が少なかったり単体攻撃と白馬の10万馬力を合わせれば倒せる等、立ち回りで何とかなりそうなので対策優先度を下げ、圧倒的に数が多く、白馬がタイマンになると勝てなくなるのワンパンに注力した
ペリッパーの弱点は岩と電気だが、襷を持っていることが多いため、ワンパンするには連続技のロックブラストが適している
しかし安易に岩タイプを出すとテラスを切って耐えてくる可能性があるため、岩タイプ以外でロックブラストを覚え、ついでに色気をだしてよく同居しているにも強いポケモンを探したところ、が当てはまった
さすがに一度冷静になったが、要素を挙げると
命の珠スキルリンクによる
・種マシンガンで、飛行技を嫌って水テラスした水ウーラオスをワンパン
・岩テラスロックブラストで、HBペリッパーをワンパン、H252白馬もワンパン、A-1状態でガオガエンを高乱数でワンパン
ダブルウィングコジョンドやテツノブジンの襷も貫通でワンパン
ブレイブバードならA特化パオジアンの氷柱落としを耐えるゴリランダーもワンパン
・ノーマルタイプなので黒馬に強く、はたきおとすでもちろんワンパン
と、白馬が苦手な相手にとことん強いことが判明し、選出した試合は八面六臂の活躍を見せてくれた
しかし中盤になって増えてきたテツノカイナや、ペリウーラと同居しやすいタケルライコに対しては無力であるのと、ミライドン軸にいるペリッパーがかなりきつかった為敢え無く解散、、、代わりを探していたところオタチ鯖主からを提案される
は事前の印象だとはっきり言って信用がなく、いかさまダイスを持たせても火力がドデカバシに比べて格段に低い、襷ペリッパーすらロックブラスト4発命中だと倒せず、テラスによる火力アップが必須になる
ただしいざ使ってみるとその独自のタイプと、ワイドガードの存在が強いことに気が付いた
まずドダイトスの草地面タイプは、白馬のブリザードランスを半減するメジャーなテラスタイプの水炎鋼全てに抜群が取れる
つまり白馬の隣にドダイトスを並べるだけで、ドダイトスの攻撃力が2倍になり実質特性ちからもち状態になる
元々の課題であるペリッパーの対処についてはドダイトスにテラス権を残す必要があったり、耐久振りペリッパーについてはワンパンできなくなるなど解決には至ってないが、ワイドガードという使い手があまり強くないピンポイントメタな技を持つポケモンを、構築全体のパワーを落とすことなく単体で採用できるという点が気に入り、採用に至った
実際にワイドガードが必要のないミライドン軸のような構築にも気軽に選出ができ、単なるワイドガード枠に留まらない存在となった
こうしてという構築が完成した
1個前の構築記事ではやっと強そうな顔ぶれの構築が作れたと書いたのに、油断するとすぐ要素でポケモンを選ぶ悪い癖が存分にでている

■個体紹介

※画像はいつも通りアプリ「バトメモ」を使用

https://pamo3.com/

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普通は存在するだけでこの指止まれ状態になるが、オタチ構築においては無視されることが多い
持ち物は白馬が初手でひるむとどうしようもないのでおんみつマント
いかくは相手を倒すことでリセットさせる
ねこだましがきかない初見殺しが狙えるが、いかくが入ることでおんみつマントを怪しまれるガオガエンはともかく、ゴリランダーもねこだまししてこないことが多いので、変更の余地ありだがさすがに勇気がいる
テラスタイプは基本先発させるのでこのルールで一番耐性が取りやすいドラゴン

努力値配分
HD:C無補正黒馬の命の珠アストラルビットダブルダメ耐え
S:最遅ドダイトス+1
   最遅白馬の性格をS無補正にするだけで最遅ドダイトス+1になる。運命


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背景がかわいい
初手は大体舐められる、がむしゃらを見せると白馬を無視して狙われるようになる
技に関してはこのゆびとまれ、がむしゃら、ゴーストタイプに刺すはたきおとすまでは確定
残り一枠はHP満タン時にがむしゃら→いかりのまえばとすることで半減相手だろうと無理矢理ブリザードランス圏内にすることができるいかりのまえば
がむせっかがねらえる電光石火、ふいうち
壁構築相手に使えるかわらわり
などが候補にあるが、今回は相方のトリラーが相手の先制技を防げないため、こらえるを選択
後発に出てくるゴリランダー等の先制技持ちが先制技でオタチを仕留めようとしてくるので、こらえるをすることで隣の白馬がブリザードランス1回分多く打てるターンを作れる
テラスタイプは水流連打を半減で受けつつモロバレルドーブルのきのこの胞子を無効化できる草で、個人的には草1択で、理由としては水ウーラオスをめちゃくちゃ呼ぶから
シーズン19の使用率第1位の一般ポケモンであることと、選出時点でこちらのオタチ先発は相手に取って非常に読みやすい上にオタチの襷を貫通して処理できるので、とにかく水ウーラオスが先発されることが多い
それに対して、HBを草テラスしたらA特化水流連打までは耐えるようにすることで、水ウーラオス+αの攻撃をオタチが受け、白馬は無傷でトリルを決めることができる
もし水ウーラオスが火力アップアイテムであれば、白馬の無傷は諦め、オタチに水流連打だけを受けて散ってもらうか、白馬テラス+オタチこらえるをすれば良い(水ウーラオスの隣が水ウーラオスより遅い場合は指を立てると白馬を無傷にできる)
この柔軟な動きを選択できるのが、上述したお見通しの強みである

努力値配分
H:HP満タン時のがむしゃらでH252ガオガエンのオボン実を発動させない
HB:草テラスを切るとA特化水ウーラオスの水流連打耐え

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実は一番見た目怪しい枠
前述したとおり白馬と並べることで攻撃力が2倍になるが、等倍では本当に火力がないので注意
ペリッパーを確実にワンパンするためにテラスタイプはステラ、草地面は耐性も偉いのでステラとは相性がいい感じ
シェルアーマーでほんのり両ウーラオスに強いのもいい味出している
草タイプなのに地面打点が強力なので晴れパに強いのが嬉しい

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トリルサポーター兼アタッカーの普通のカイナ、、、ではない
なげつけるの枠はメインで属してる壺鯖主が昔呟いていたのを思い出して採用
この枠は通常ヘビーボンバーが多いと思うが、ハバタクカミ相手にそんなに出さないし、ピッピもワンパンできないので、見えないところから黒馬や白馬に対して想定外のダメージを出せる投げつけるを採用した
この構築は通算42勝したが、そのうち2勝は投げつけるのおかげである
テラスタイプはモロバレルが全体的に重いので草

努力値配分
S:最遅+1 相手の最遅白馬より非トリル下で上を取るため

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レギュFからトリル軸で愛用している
トリル中にまもるでのターン稼ぎをさせないのが本当に偉い
またオタチで拘り系の持ち物をお見通すと、トリル終了後に出てきたときも躊躇なく鉢巻き不意打ちの選択ができるのでオタチと相性がいい
チオンオーガや壁構築、黒馬やテラパゴス相手によく選出した
最遅だがS無振りガオガエンや白馬よりも早いので、トリル下では注意が必要

努力値配分
HD:C特化木炭コータスの晴れふんか耐え
HB:鉢巻きレックウザの災い込みノマテラ神速を最高乱数以外耐え
A:11n
レギュF流用なので調整した方がいい

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最初は基本選出にいたのにいつのまにかピンポイント採用になったかわいそうな執事
なんで♀は背景画像あるのに♂はないの。。。この記事読んだ方だれかバトメモに提供してあげてください
積んできそうな黒馬、ルナアーラ、(たまにテラパゴス)に選出
アンコールで変化技を縛れるのがものすごく強い
トリル2T目から縛って放置すると、4T目に縛りが解けて5T目に守られるので注意が必要
ピンポイント採用なので見えないところからシャドーボールで黒馬とルナアーラの寝首を掻きに行く
テラスタイプはバレルに弱いため草、基本選出から外してから1回もテラスタルしなかったので必要は感じなかったが、ピンポイント採用なら他のに変えてもよかったかもしれない

努力値配分
HD:サイコシード発動込みで、C無補正イーユイのバークアウト+C特化眼鏡テラパゴスのテラクラスターダブルダメ耐え

■選出

・基本選出
+oror

トリルを決めて、エースを動かして、トリルが切れるターンにカイナを出して、ねこトリルを決める
ほとんどの相手にこれ

+ororor

後続は取り巻きによって変える
相手の積み技をアンコで縛ってるうちにブリラン圏内に入るようにダメージを蓄積したり、アンコの縛り中にトリル2回目ができるように意識する
テツノカイナは必ずしも選出する必要はない
ピッピが同居している場合は、トリル中はピッピとオタチを必ず対面させないと、お先にどうぞでこちらが壊滅するのでオタチを大事に扱う

を出したくないけど、も範囲技×2で倒されそうな構築
+oror
初手に猫トリルを決める
相手も十分承知の対応なのでゴテラやおんみつマントに轢かれる可能性があり、あまりやりたくない

■初手の立ち回り

で指、でトリル
これが一番基本の動きに見えるが、この動きは相手に無償で残機を差し出すのであまり強くない
相手2匹の持ち物から型を判別し、この指止まれが必要かどうか見極め、必要なければオタチは積極的に攻撃する
範囲技×2でこの指止まれが機能しない場合はこらえる
単体技×2で明らかに白馬を削りに来る構えならば白馬まもるオタチ攻撃もあり
猫だましや水ウーラオスがいる場合はオタチが狙われやすいのでオタチはこらえる(水ウーラオスの場合はオタチテラスで指かがむしゃらもあり)
範囲技×2が白馬受けきれなさそうなら、時には白馬まもるでオタチを落として、裏からカイナやドダイトスでサポートしながらトリルもあり、これは相手の持ち物がわかっているため通りやすい
等、単純にこの指トリルするだけでなく、お見通しによって様々な戦術が取れるので、その時にあった最適解及びその後のプランを初手に考えることが大事である

■最後に

オタチ鯖に誘ってくださったじゃんきーさん
オタチ鯖で一緒に考察していただいた皆さん
壺鯖で壺を投げあってる皆さん
配信で当たったときに巷で話題のオタチィ!?と名言を残してくれたじーまーこうさん(オタチ鯖でバカウケでした)
皆さんがいなければこの構築と構築記事は作り上げられなかったので、本当にありがとうございました

 

 

 

※ここからは読まなくてもいいです

■おまけ

↓はこの記事を書き上げた時点でのスクショになります

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オタチで最終2桁達成のポストより、オタチの技構成の英語直訳が面白いポストのほうが伸びている……なんで?

■おまけのおまけ

以前オコリザル世界デビューの件でお世話になったNinopokebrosさんの配信中にオタチで当たりました(このブログとは違う構築ですが)
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↓参考 自分のオコリザル世界デビューのブログ
https://takoyaki-games.hatenablog.com/entry/2023/12/02/001050
どうやら彼はインパクトのある構築に当たった際、「Mornings are not Free」と呟きながら構築画像をあげてネタにしているようですが、オタチはXにあげてくれませんでした、オタチのインパクトはオコリザルより低いそうです

次は頑張ります

 

以上になります
シーズン18でアブリボン、マホイップ、ヤドンを2桁に
シーズン19でオタチ、ドダイトス、イエッサン♂を2桁に連れてこれました
伝説戦はマイナーなポケモンも活躍できるので楽しいです。次も楽しみです
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。